油煙除去装置イオレス・油劣化度測定装置 レッカーミール・冷却沈殿ろ過装置KTC クールフィルタ

油煙除去装置イオレスは、水中の気泡と油の疎水性相互作用による吸着現象を利用した食品プラント等の油煙除去装置です。フィルターやシャワータイプの油煙除去方法とは異なり、排気ファンで水の中に油煙をしっかりと吸い込ませます。水中の気泡の疎水性を利用し、疎水物質であり悪臭の元になる油分を高効率で吸着し分離して、よりクリーンな気体として排気いたします。90度以上の油煙温度は熱交換により35度程度で屋外へ排気されます。 食品プラントフライヤー設備にて、従来のフード不要の「フードレス・フライヤー」にすることができます。このため、照明効果を遮ることなく快適な作業空間を確保でき、フライ作業中の熱気や油臭も少なく、作業者の頭髪や衣服が油臭くならない働きやすい作業環境となります。また、フードレスにすることによってフードに付着した油による火災延焼の危険もなくなります。さらに、作業場からの油臭い排気による近隣とのトラブルも解消できます。

油劣化度測定装置レッカミールは、電気的物性を利用して油の劣化度（酸価値・色度）を測定し、数値化する装置です。検査のための薬品や専門の設備・人員は不要となります。各企業様の作業場で使用しているフライ油のオリジナル測定式を装置に組入れますので、オーダーメイドでより正確な測定が可能です。フライ作業中の油の劣化度（酸価値・色度）を数値化してリアルタイムに連続測定でき、ＳＤカードにも記録しますので、油の適切な管理が可能です。油の管理を適切に行うことで、食品加工の安全性や仕上がり具合また廃油を少なくして資源を有効に活用しコスト削減に貢献できます。

冷却沈殿ろ過装置KTC「クールフィルタ」は、フライ油を使用後直ちに、 ろ過タンクに回収して水で冷却することにより、油の熱酸化を抑制し 不純物の沈降分離を効果的に行います。 次の使用時には、上澄みのきれいな油をフライヤーに戻して使用することができます。